所長からの今月のひとこと【⑨】~実際にあった労働相談より~
第9回目は、最近注目されている「人材開発支援助成金」をご案内いたします。
飲食店での人手不足、介護の現場での職員と利用者の世代間ギャップ、等々にお悩みの事業者様は多いと思います。
政府は、このような状況を打開し後押しするために、人への投資に力を入れるための助成金を数多く用意しています。
今回は、その中でも使い勝手がよくなった「人材開発支援助成金~人材育成支援コース~」をご案内いたします。
ご興味がある方は、是非お問い合わせください!!
概要:
新規事業立ち上げなどの事業展開に伴い、事業主が雇用する労働者に対して新たな分野で必要となる知識及び技能を習得させるための訓練を計画に沿って実施した場合等に、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成するための制度です。
POINT:
❶最低、訓練時間は10時間以上必要。
❷雇用形態は問わない
昨年までは「正社員」中心の制度でしたが、今年度からは「非正規」の方も対象とされています。
❸eラーニングと通信制による訓練にも、要件を満たせば助成金を支給。
❹助成率
40%~70%(賃金要件又は資格等手当要件を満たした場合割増あり)
❺支給限度額(一人当たり)